Prysmatic Labs
イーサリアムの合併を支えるコアチーム
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Prysmatic Labsについて
Prysmatic Labsは、GoベースのイーサリアムProof-of-StakeコンセンサスクライアントであるPrysmを開発しています。その中核事業は、バリデーターを実行するための導入・管理が容易なクライアントを提供することで、個人のステーカーやLido、Coinbaseのような主要なステーキングサービスに利用されています。 主な競争力は、Prysmの広範な採用と機能の豊富さにあり、スラッシャー、チェックポイント同期、MEV統合などを含みます。しかし、この人気は中央集権リスクも引き起こし、深刻なバグがネットワーク全体に影響を及ぼす可能性があります。 市場の課題は、イーサリアムのコンセンサスレイヤーにおけるクライアントの多様性と安定性です。Prysmは、ユーザーフレンドリーなツールと継続的な改善——例えば、Gloas(EIP-8045)サポート、パフォーマンス最適化、API拡張を導入したv7.1.5リリース——によってこれに対応しています。 過去6か月間(2026年3月~9月)において、Prysmは6月にv7.1.5をリリースし、Gloasフォーク準備、新しいBeacon APIトピック・エンドポイント、ストリーミングバリデーターリスト、および複数の並行処理の問題修正に焦点を当てました。特筆すべきは、2025年12月にPrysm v7.0.0でバリデーターの投票失敗を引き起こすバグが発生し、参加率が75%を下回り、ファイナリティ喪失寸前に陥ったことですが、これは後のバージョンで修正されました。
Prysmatic Labsは、イーサリアムのMergeの中核チームであり、過去6ヶ月間に主要なリリースを実施しました。v7.1.3(3月18日)では、Gloas(ePBS)フォークの基盤を整え、ログ記録を刷新し、go-ethereum v1.16.8のセキュリティ修正を組み込みました。v7.1.5(6月16日)はGloas開発が中心で、PTC duties、実行ペイロード入札処理、新しいproposer_preferencesエンドポイントを導入しました。また、状態圧縮によりバリデータのメモリを約300〜450MB削減し、バリデータリストをストリーミング化し、複数のデータ競合を修正しました。パッチリリースのv7.1.8(7月1日)とv7.1.9(8月5日)では、早期のアテステーション処理を改善し、libp2p伝搬バグを修正し、ビルダーAPIにJSONフォールバックを追加し、SSZ-QL証明サポートを強化しました。公式ロードマップは、Gloas(ePBS)フォークの完了(ビルダーレジストリ、ペイロードアテステーション、提案者スラッシングを含む)、PeerDASデータカラム最適化、hdiff状態ストレージ、および継続的なパフォーマンス強化に重点を置いています。チームはまた、正しい'PM'コードを使用するようクライアントグラフィティを修正しました。
ラウル・ジョーダン(共同創業者):Prysmatic Labsの共同創業者であり、元共同リーダー。ハーバード大学で生体医工学とコンピュータサイエンスの学士号を取得(2017年)。ティール・フェロー。イーサリアムのコンセンサスクライアントであり、The Mergeに不可欠なPrysmの開発を主導。2022年にPrysmatic LabsがOffchain Labsに買収された後、現在はOffchain Labsのスタッフソフトウェアエンジニアとして、イーサリアムのコア開発を継続。 プレストン・ヴァン・ルーン(共同創業者):Prysmatic Labsの共同創業者であり、イーサリアムプロトコル開発者。以前はGoogle(Display & Video 360)でソフトウェアエンジニアを務める。ラウルと共にPrysmatic Labsを共同設立し、Prysmクライアントのエンジニアリングを主導。買収後はOffchain Labsのイーサリアムコア開発者として、ミッションクリティカルなL1/L2ソフトウェアに注力。